カミーノへの10日目 2019/6/9

エスティージャの街はもう一泊したいので、宿を取ったわけだけど

朝8時で荷物だけ置かせてくれるかな?と少し不安になりながらも

チェックアウトして、ダリにバイバイして、宿へ。

AGORAHOSTEL 20ユーロ。

前日はムニシパルだったので6ユーロなので倍以上ですな。

 

朝早くに行ったら扉がしまっていて、あいたた、、と思っていたら

巡礼者が扉をあけて出発したのでその隙に入り、宿の人に声をかけた。

ムニシパルには基本連泊ができないので

1泊別のところにしたんだけど、

カミーノ1私には快適な新しい宿だったかな。

2段ベッドなんだけど、最近つくったんだろうなという作りで

鍵付きのリュック用と靴ボックス、カーテンもしっかりしまって

個室感に清潔感、抜群。キッチンはちょっと覚えてないけど

朝ご飯付きでパンの種類や袋に入ったマフィン、フルーツがあって

お得な感じがしました。

 

荷物を置いたらこの日はエスティージャ観光に繰り出す。

教会がいくつかあり、見回る。12世紀の教会とか、

説明はちょっとわからないけどファサードとかが素晴らしいなーと、

街の石壁に埋まっている紋章とかを見上げ歩き、高台があればそちらへ行き

見渡しては古い建物の趣をしみじみと目にやきつける。

朝から歩いて1日で15キロくらい町ぐるぐるしていたみたいで、

巡礼と距離あまりかわらないやん、って一人ツッコミ。

飲食店も多くて、お昼ご飯に食べたバカリャウ、塩鱈のサンドイッチが

美味しかったのを覚えている。

夜ご飯もバルで適当に食べて、宿でちょびちょび、

今後の道程とかを考えたり、また出かけたり。

一週間をすぎて、巡礼をこのまま続けていけるだろうか、とか

考える時間ができると余計なことも考えたりしたけれど。

 

宿の同じ部屋に、アジア系の男子を見かける、

電話で明日の予約をしているなあ、、、と聞こえていて、

予約がとれたらしく、同じアジア系の男子に、あ、韓国語だ、

韓国語で何か言ってる。

予約とれたよー、とかなんとかいってるんだろうな。

眼鏡青年と、体の大きい日焼け男。

「日本人ですか?」

眼鏡青年、日本語話せちゃった。

なんとなくアジア系って、「チャイナか、コリアか、ジャパンか」

みたいな探り合いがあってから、そしてカミーノ上ではなんとなく

「アジア仲間」な気がして親しみを感じ合う、と私は勝手に思ってるのだけど

特にこの道は、韓国人でとても人気で、日本人はレアだけど

韓国人はほんとに多い。

韓国女性の著書で、カミーノで恋愛して結婚した話が大ヒットしたとかで、

テレビで紹介されたとのことで、まあ、女性1人コリアンも多い。

、、、一説には、スペイン国内でもカミーノのことを

「出会い系、出会い探しだろ」と言われるとか言われないとか。

 

閑話休題

 

韓国メンズ2人彼らにはその後、まさかの7回くらい出会うことになる。

眼鏡君は英語が綺麗で日本語もかなり上手。名前は忘れたが

眼鏡Zと呼ぶ。Zの理由は次に。

体の大きい日焼け君はアニキと呼ぶ。英語は普通だが多分韓国英語。

2人はカミーノ上で出会い、はじめから2人組みではなかったらしい。が、

年功序列な韓国のルールにのっとって、年下である眼鏡は翌日の宿の手配を

担っていた。そのかわりアニキは眼鏡にご飯代とか出していた感じかな。

眼鏡zが日本語で話してくれるし柔和な感じの子でした。

なのに名前を覚えてなくてごめんよ。。。

 

エスティージャの街は、また行けたら行きたい町だなー。

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街々の足元の貝殻の印は巡礼者の道しるべ