カミーノへの12日目 2019/6/11

ロスアルコスからログローニョへ行く。

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ログローニョやあ!とわかりやすい導

20キロくらいなのだけど、バスで3€。

怪我もしてないのにバスにのる。本人の気持ち次第だなーと思う。

疲れたらタクシー呼んでる巡礼者もいたし。

自転車と馬?と徒歩が巡礼者として認められるとか

とにかくサンティアゴコンポステラの手前100キロ、

サリアというところを目安に、そこから歩けば巡礼証明書をもらえるし

それぞれが自分のやり方で歩けばいいのだけどね。

他、荷物を宿から宿へ送ってくれるサービスが有料であり、

朝に荷物をまとめて宿の指定のところに置いておいて

専用の袋にお金をいれ、送ってほしい宿の名前をかいておけば

運送屋さんが運んでくれる。

10キロ近くの荷物を背負わないで身一つで歩く人は

だいたいこのサービスを使っている。

3ー8€なので、30日全部つかったら2万円以上の送料だけど

荷物こそも私の巡礼である、と思う人はずっと背負うし、

荷物に苦しむ私をみて「なんで送付サービス使わないの?」と

声をかけてくるのはほぼほぼ韓国っ子だった、、、。

私は背負ってこその自分の道、と思ってるほうなので

あとケチってのもあるし、荷物を失ったら探す自信がない

、、、運送屋さんに電話するとか無理、、、というのもあって

90%背負って歩いた。しかし後半で世界的にもニュースになったが

40℃超えの熱波が到来するから命を守る行動を、という1週間があり、

フランスじゃあ人死にも出るほどの熱い中を歩くのは中断かと思ったが

荷物送付サービスを使い、身一つで歩くコースはやった

(夜明けから歩いて昼の12時で歩くのをやめる、として

宿に入ってゴロゴロしたけど、暑かったよ、、、、)

 

バス停で待ち合わせし、眼鏡zとソヨンとバスに乗る。

巡礼者風の5。6人も乗っていたかな。

普通に綺麗なバスで普通にログローニョのバスセンターに10時くらいに到着。

途中の車窓から巡礼者が歩いてるのがときどき見えて、

うわあ、、、、なんって罪悪感、、、、

と感じたことはここでバスは最後にしようと決めたよね。

 

バスを降りるとソヨンは、ベロラドという街へワープしたいと、

バスセンターの中をうろうろしはじめる

その時点でベロラド?って名前も知らない街だったけど

その5日後に私が到着する街であった。

眼鏡zもじゃあねーと宿に向かい、私も私で宿に荷物を預けに地図アプリを起動。

都会は本当に自分がいまどこかわからないな、、と地図アプリに助けられ、

予約してあった宿WINDERFUL HOSTEL &CAFE

を探す。街の中心の教会のすぐ路地裏にある、1階がカフェで、

綺麗なところでした。

さて、昼前に到着したので街の散策をしよう。

 

リオハ州なのでさあ、ワインの名所である。

今日は巡礼者ではなく、観光をししましょう、ということで

無料ではいれる写真博物館、ワイナリーのテイスティング、、、は

ワイナリーの規模が高級感だったのと、客が私一人だと

英語の説明のマンツーマンが8割聞き取れない申し訳なさの危惧で

ワイナリーは諦めたが、観光案内所で色々教えてもらって

街をやっぱり15キロくらいぐるぐる歩き回ってました。

 

お昼もすぎたころ、バル街をそろそろと歩くと、結構昼から空いてる。

宿wi-fiで繋げて地図に落とし込んだログローニョの美味しいバル地図を見て

入りやすそうなとこに入ってみる。

ワインの注文の仕方は特に指定せず、ティント、ブランコ、おススメの

みたいなオーダー。指定するほどワインは詳しくないし、メニュー表が壁にあって、

意外と産地とか黒板にことこまかに書いてあり、お値段もめっちゃ安くて

1、2€から高くても5€くらいのグラスワインのお値段やし、

さすがにこの土地で美味しくないワイン出さないっしょ。

ただ、ログローニョのあとからのバルでは「赤ワインおねがいします」

と言うと、「リオハ?」と確認されることが多かったかな。

せっかくだからお値段もきかずに頷いてたけど

そこはぼることはせず、普通のリオハワインでも2€が普通、

そして私の舌になんって合うのかしらっていうか美味しくて

ワインを飲んでうま!!おいしい!って声に出したこと何回かしら。

リコや!りこりこ!って3回くらいスペイン語でも美味しい!って

お伝えしたら、暇なバルだとおにいさんがにこにこして

他のワインも試飲させてくれて説明してくれたけどごめんわからな、、、

いけど、酒が入ると下手くそでも饒舌ご機嫌なのでなんか話していたと思う。

 

バル街を数回ぐるぐるして吟味してたら、とある店のカウンターで飲んでた人から

「すみれ!すみれーーーー!」

ってソヨンちゃんが店のなかからおいでおいでしてる。

あれ?次の街にもうバスで行ったと思ってた。

2人でマッシュルームの美味しいバルで乾杯。

ソヨンちゃんはちなみに私の年の半分くらいのお嬢さん、

彼氏がソウルにいて結婚しようっていわれてるけど

どうのこうのという恋話して、

バルホッピングで3つくらい回る。

途中のバルでやっぱり韓国女性が追加され、

コリアン女子と私の3人でおしゃべりながらバルを楽しむ。

ソヨンちゃんが次の街へいくバスの時間になり、

時間も16時、宿にチェックインして洗濯もしないとなーと、

私も宿へふらふらと戻る。

ほろ酔い、、、ワイン5杯6杯くらい飲んだ、、、ので

宿でシャワーやら荷物やら洗濯物して、少し寝る。

幸せやね。。。

20時くらい、目を覚まし、まだまだ外はお昼間の明るさがあるので

もういっちょ、バル巡りしようっと、とバル街まで10分くらいあるき、

どこにしようかなー、お昼のリオハワインの美味しい店に

もう一度行こうかと思ったらまさか夜の部はシャッターがしまってた。

もしくはもっと遅くなってから再開店するのかしら、、、。

ピンチョスの写真や看板が外に目白押しに飾ってあるので

何が食べたいかなーと思ってたら、「すみれ!」

あ、、、眼鏡z、、、、とアニキ、、、と、プラス韓国人男子2人。

良く合うなあ、笑、みたいになって、じゃあバルに入ろうぜ!

と一緒に入ることに。

韓国人多いな。w

ただ、一番年上は絶対的に私なんだけど、その中で一番年上の韓国男性が

全部お支払い、となったので、いくらいうても受け取るわけもないので、

1人私がいるために英語で気を使ってしゃべらせるとか、申し訳なくて

1店目で別れることにした。

1人でバルでぼーっとするのも好きだしね、、、。

 

とはいえ、二つ目の店に行ったらもう21時半。

翌日も普通に歩くつもりなので、

マイルール就寝時間22時、眠くなくても22時に横になる、

と少し勿体無い気もするけど宿に戻って、就寝。

 

バスを使ったからこそ、バル巡り、6軒も回ったし、

美味しいリオハワインを飲んで至福な気持ち。

巡礼の中でも、一番美味しい日でした。

 

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美味しくて悶えたリオハのバルにて