カミーノへの12日目 2019/6/11
ログローニョからベントーサへ向かいます。
ベントーサを選んだ理由は特にないのだけど、
ログローニョから20キロ以下らへんで泊まれる村ということで
選んだと思う。
道は特筆する日以外、天候に恵まれ続けていて、
ずっとこのあたりは葡萄畑の間をポテポテと歩いて
しんどいとかあまり考えずに、いや、毎日考えていたけど
歩くのやめてフラメンコでも習うというコースに曲がろうとは思わず
毎日弟と父のこと、過去のこと、幼少からの自分のことを
ぼーっと振り返りながら、へこんだり、涙ぐんだり、
巡礼者の足音や杖の音、フランス語やらスペイン語で追い抜かす声
だんごになってしゃがんでる中高生くらいの少女たちと
木から落ちていた鳥の雛を木の上に戻そうと頑張ったり、
追い抜かされたあとに、くるっとふりむいて
「君の名は、知ってる?」と謎の質問をするコリアン男子、
イアホンをとって私に「ぜんぜんぜんせかい♩」を聞かせてくれる。
ちょうど俺を抜かしざまそのサビがきたから日本人と分かち合いたかったのだろう、笑
ベントーサの街はとってもコンパクトで、入った途端右手にHOSTEL SANSATURNINO
があり、ちょうどオープンしたところにチェックイン。
見所があるわけではないけれど、宿がとっても心地よくて
洗濯物を乾かす庭で、ビールを飲んで、綺麗なキッチンで
二日前に冷凍してあったロスアルコスの白米を
チャーハンにして食べたり、(傷む寸前、、、)
心地良い半日をすごしたようです。
短いので写真をたくさん載せ。