カミーノへの道26日目2019/

マンシージャデラスムラスからレオンへ

 

とうとうレオンへ踏み入れる日がやってきました。

カミーノ上で、ギリギリ日本人にわかってもらえるんじゃないかなっていう

大都市の中の一つ。

山の会の方の完璧なペース配分についてゆき、

暑さもわりかしマイルドで、アスファルトの舗装された道路を

ずっとあるかなあかん大都市へのカミーノ道。

 

到着してから私は公営アルベルゲへ行き、山の会の皆様は

2日ほどレオン滞在のためにマンションの一室をエアビー借りしたとのことで

場所だけ地図で教えてもらい、夜ご飯はバル巡りしましょう、と

その下で何時かに待ち合わせということに。

 

レオンの公営のアルベルゲは結構巨大だった気がする、

巨大すぎて受付が要領をえないというか、もわんとした感じで

荷物が届いてるエリアにはいる暗証番号もよくわからなかったり、

なんかもわんとした記憶、、w

 

もちろん、ヒラリーとはちあったし、

街の中ではアニキと信号のむこうとこっちで手を降って

通常運転ですが、

やっぱり巨大な街はわかりにくいわあ。

 

待ち合わせまで5時間くらいあったので、

レオンの大聖堂に入り、見学。ブルゴスも美しかったけど

レオンのステンドグラスも魅入りました。外から見たら地味なのに

中からのステンドグラスの荘厳で美しいこと。

信仰心ってステンドグラスを見上げている時の気持ちなのではないかしら、

と思うほど眼にまざりけのない、蕩々とした心持ちで

見上げ続けました。

 

じっくりと見学したあとは、そりゃあ、私はやっぱり

バル巡り0次会ですね!!!!

都会といえばバルホッピングじゃあ!レオン県になると

ドリンク1注文に無料のアテが充分な量でつくので

酒飲みにはたまんないの。

宿でチェックしまくったレオンの美味いバルを

オフラインマップにチェックしたところ、

繁華街のこのあたりがバル街だな、、、と目星をつけて

巡礼者じゃなくてグルメライターに変身じゃあ!

1軒目、大聖堂をながめながらレモン入りビール。薄いピザ一切れ付いてきた。

2件目、渋めのいぶし銀バルで、セルベッサ。煮込み肉団子ついてきた。

3軒目、入り安そうな生ハム屋さんだけどたち飲めそうな壁テーブル。赤ワインに生ハムとハード系チーズついてきた。

グラス2、3ユーロだけでアテがこんなに豊富で美味い。

ワインはほんんんんとに、外れない。ていうか、はずれるようなワインは

存在しないんじゃないか。

あまり食い過ぎると夜にひびくので、

ここはガウディの建物があるので時間つぶしに入ってみよう。

カサデロスボティネス邸というんだけど、上から見ると歪な四角い館。

ぱっとみはガウディ?ほんとにガウディが設計したのか?となんの

変哲もない館なんだけど、中にはいって細部をみると、

ああ、ガウディさんだな、、、と感じる。

みんなサクラダファミリアはあほほど人いるけど、

このボティネス邸は、3。4人くらいしか人をみかけなかったよ、、

面白みという点ではたしかにあまりだし、展示の仕方も

なんかよくわからない仕掛けみたいな部屋とかありましたけど、

意外とガウディ好きなので、こう、ガウディの作品の

レアものをみたという満足感。

 

待ち合わせ時間に、山の会の方のマンションにいったけど、

wi-fiとかないので連絡方法がない中、マンションの一階ぽいところを

うろつくけど見つけてもらえない。

さてどうしたもんかと思ってたら、なんとか見つけてもらって

マンションの住所はあってるけど入口は全然違うところでした。

エアビーかなんかで予約したらしいけど、

めっちゃ綺麗で洗濯機も新品で、うお、住んでみたい!って思わせる

部屋でした。部屋をみせてもらって、さて、バル巡り。

しかし町が大きいので歩き回るのもなってんで、

2件のバルに行って、終わりました。

人数がおおいから、無料のアテが人数分くると

豪華な一品になってみえたし、

レオンはやはり巡礼者じゃない観光客が結構いて、

バルでは日本人旅行者のご年配の方が話したがってくれて

なんか日本人年配お話会になりました。

名残惜しいけど、21時には私はお暇して、

山の会の方とはライン交換をし、お別れしました。

 

2020年6月に、レオンから歩くとおっしゃっていたので

コロナのきな臭い2月末に、山の会の方に連絡したところ、

その時点で断念したとのことでした。

山の会の方はツワモノだし、世界のいろんな山をトレッキングしたとのことだけど

一番高齢の方が75歳だったからなあ。

行くならレオンからコンポステラ、ちゃんと行きたいだろうにな。

まさかこんな世界線になるとは、ほんと、去年の今頃は思ってなかったですね、、、。