カミーノへの道15日目2019/6/14

サント・ドミンゴカルサダからベロラドへ

 

憧れのパラドールは12時までお昼滞在可能ですが、さすがに

巡礼者の道を行くには8時には出ないとね、と名残惜しくも

朝8時にチェックアウト。

リフレッシュしたし機嫌よく歩き出したが、あかん、暑い。

熱波がくるのはこの2週間後なんだが、すでに30℃は結構

日中は普通に気温があがるのねスペイン北部。

この日はとにかく暑く、しまった朝6時にでないとの日でした。

しかも22キロ歩く日で、ノンストップで歩くことができず、

日陰をみつけては、いや、この道ほとんど日陰がなくて、

巡礼者がほとんどいない長い道を延々と歩いた記憶。

もう、足元しかみないで歩いて、あつい、、、あつい、、、しぬ、、、と

水を大事にちょびっと飲んで歩いていたな。

ベロラドの宿についたのは15時過ぎ。

ここもまた私宿で平置きベッド、HOSTEL Bという宿にチェックイン。

暑くてフラフラする私に、宿のおっちゃんがまあ、これでも飲め、って

わー、フルーツジュース、って、、サングリアワインアルコール入ってるやんけえ!

って思ったけどがぶ飲みしましたね。

すごく綺麗な宿だけど、自炊するのにはキッチン使用料必要とな。

じゃあ外で食べよう、と、キッチンのある食堂にいたら

そこで運命の出会い、この後のカミーノを最後まで一緒に歩く

南アフリカ女性、ヒラリーと会う。

会ったことありましたか?と思うくらい、私をみて

にこにこしていて、とにかくだれかに構いたい感じ?

ここでは挨拶くらいで私は外出し、街をあるいて大きめのスーパーがあったので

買い物。そこで台湾人の女性、サイさんに

「ヨーグルト4個でいくらだからシェアしない?」といきなり声をかけられる。

まあそうね、ヨーグルト食べるだろうからシェアしようか、

朝ごはんに食べるとお腹壊しそうだから避けてきたというのに買う私。

よかったらバルで一緒しない?とどこまでもフレンドリーな彼女は

バルでピンチョスを食べるがコーヒーをのむ。酒は飲まない、、、。

カミーノ2回目らしくて、この道にハマった、という会話をして

その後あわなかったような、会ったような、、、うろ覚え、、、

「あなたは飲み過ぎよ」って言われたのは覚えている。w

 

宿は平ベッドだし、心地よいと思われたが

一番最上階で太陽の熱がそのままこもる。

つまり、暑い。

ただ、宿泊者は少なくて3、4人くらいで、

私のベッド列には誰も寝てなくてラッキーとばかりに

暑くて扇風機を独り占めしてみた。

もう一台あったのだけど、調子が悪いみたいで

ううん!もう!みたいな声が私とは違う列から聞こえてきて、

私ばかり調子のよい扇風機で申し訳ないな、、というのと

前職ではいろいろ修理することもあったので、直せないかな?

と扇風機に苦戦している女性に近ずいたら、にこにこ南アフリカ女性だった。

 

結局ファンはまわるけどがくん!と首が下向いちゃうので

部屋の椅子とか紐とかで彼女に当たるように2人で

扇風機を固定して、これで風が当たるといいけど、と

私は自分のベッドに戻ったのでした。

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ベロラドのベッド。