カミーノへの道24日目 2019/6/23
サアグンからエルブレゴラネロへ
半分証明書をもらい、そこで止めるのも区切りはよいけど、やっぱり朝6時に起きて、用意をして、出発するんだよね。
ヒラリーと一緒に出発したけれど、一緒に歩こう!ってわけでもなく、彼女は人に話しかけてはけっこう先々いってしまったりなので、時々会わなくなることもある。
そういう自由なところも、心地よいのだけどね。
エルブレゴラネロは小さな村で、けっこうみんな通り過ぎて行く。
私はそういう小さいところこそ気になるので、とまることにする。宿は数件あり、庭が広い緑のアルベルゲがあったのでそこに泊まってみた。
風通しが良くてこじんまり、家族経営っぽい。
村には食料品店があり、ビール、ワインとムール貝の缶詰、久々にレンジでチンパエリアを買い込む。
とても天気がよくて庭にはリラックスチェアがあり、
早く到着した私は洗濯、町歩き、ビール昼寝、町バルビール。ワインも一本のんで、1人満喫した。
が。
日本人の、2回くらい道上で会ったSさん、という女性と、連れの男性、夫婦でも恋人でもなく、旅好きで2人で海外とかクルーズとかしちゃう独身さんなんだけど、
この宿でもお会いして。
男性は無口っぽいし私はsさんとだけ、ときどき言葉を交わすのだが、なんと庭の椅子で、、、泣いているのを見かけてしまった。
年上の女性だけど、すごく気の優しい人というのはわかっていたけど、1人泣きじゃくるみたいに泣いてるから、無視する気にもなれず、声をかける。
すると、原因のいったんは、私が関わっていてびっくり。
夜ご飯は私はレンチンパエリアとワインを1人で楽しく飲み、たしかにこのsさんとも少し話し、先に飲み食べ終わったので自分の分は片付けて、ふわふわベンチでネットとかしていたのだが、sさんはお酒が弱く、夜ご飯を用意してワインを飲んだあと、片付けられずにうとうとしちゃったところ、だらしない、あのスミレって子は飲んでもちゃんと片付けしてしっかりしてるのに、君はどうしてそんなにだらしないなか、とキツく言われたそうだ。
怒髪天をつくような怒りにかられて、野郎を怒鳴りつけに行こうかと思ったよ。
お前の妻でもないのに、飯の用意をしてくれる彼女、
酒が弱いのなんて解ってるだろう付き合いをして、
旅一緒にしてるだろうにいみわからん関白ぶり、
カミーノをなんやと思ってんだこのオタンコナス、
歩いて宿でワインのんでフワァっとして、何が悪いのか、ってゆーか用意彼女なら、片付けお前がやるのがスジやろが、それでバランスが取れるってもんじゃないの?ってかsさんもそんな男となんで旅してるのさましてやカミーノ やぞ?そんなこと言う男はどうかと思うけどいい返しもせずにこれで泣く女がようまぁ、こんな旅しはるなぁ、ってかここから分かれて歩けや、
と思い、私は一人旅だから酔ってしまったら直で身に危険になるので、量は多いけど自分の適量がわかってるだけで、なぜあの野郎は私を引き合いにだすのか意味わからんかったよね。
慰めたとゆーか、ご本人も、こんなことで泣く自分を責めはるので、困ったよね、、
けど結局この2人はゴールまでずっと一緒でした。
付き合ってるわけでもない、しかも気の合わない、
しかも自分に説教かましてくる男とは、
カミーノ は私には絶対無理。
その後に会った時、男の股蹴り上げるイメージで一瞥しかしなかったよね、私、、、