カミーノへの6日目 2019/6/7

むくり。

朝ごはんが無料という宿がたまにある。

スペイン巡礼の宿は、アルベルゲと呼ばれ、公式宿と私式宿があり、

無料ご飯は私式の方が多かったような。

このブログ読む方でアルベルゲとはなんぞやとか公と私ってなんぞやって

人は専門のもっと詳しいブログがあるので説明は割愛しますが

公のムニシパルと呼ばれるアルベルゲは寄付性だったりとても安かったり

カミーノ用の宿だけど、私式はネットで予約もできるし

個人で商売でやってるような感じ?

私は宿をブッキングドットコムで前日に予約してから行くことが多く、

予約イコール私宿が多かったかな。

邪道な気も少しするんだけど、←基本的には歩いて「今日はここでいいや」

と思った村のアルベルゲにその時思って泊まるのが、基本、、、なので

予約して、しかも公的宿じゃないというこの邪道感。

別に邪道もなにも、個人のチョイスなので全然いいと思うけど

到着して今日はここまで!って泊まりたいのに満床だから次の街へ

行け、とやられるのが私的には絶対無理ゲーだった。

無理ゲーでも宿とまるために、次の街へタクシーで行く人もいるし

頑張って19時くらいまで歩く人もいたけど、そんなメンタルないの、、、

 

朝ごはん無料のときは、食べる。意地汚いから、、、

無料のパンとコーヒー、ジュース、クラッカー、贅沢なところは

ヨーグルトとフルーツもあったかな。

食べるというても、コーヒーとパン一枚で十分なので、

ありがたくもぐもぐ。

ここで、日本人のおばさまに会って話をしたが、そのときこっきりだったな。

 

今日はパンプローナにいくぞ!

やっと日本の友達も知ってるかもしれないと言える都市名。

牛追い祭りが有名だけど、あれは来月のお祭りなので全く

私には関係ないけどな。

天気良好で、なんか工場みたいな鉄塔群を眺めたり、

馬が牧草くってるのを眺めたり

鴨がクワックわしてるのを眺めたり、

黒猫が可愛いなあと見つめ合ったりしながら、バスク州パンプローナへ到着。

大都市の洗礼その1回目。

こじんまりした村とか町は宿泊するアルベルゲとか、教会とか、

迷うことなくあっさり到着できるのだけど、

大都市って、、、、、わ、わからん、道が多すぎる。

矢印あるんだけど、見落としてるのか、なんかとにかくよくわからんくて

しかも私は公的宿ではないAROHA HOSTELという私宿を予約したので

街の中心あたりまで地図アプリで自力でさがさないといけない。

町の人は、私のリュック姿、貝殻さげてるのをみて

「あんたこっちじゃないわよ!巡礼者の宿はあっち!」

と世話を焼きアドバイスを3回くらい聞いた。

違うの、予約してる宿があるの、、、、と伝えても

また違うひとに世話を焼かれる。

パンプローナ、良い人多し、笑

 

宿はビルの一室で、よくわからん階にあって

町を眺めることのできる庭みたいなところとか、ゆっくりできるソファがおしゃれで

居心地がよかった。

さて、街にでてビールを、、、というよりこの大都市は

グルメご飯に行けるんちゃうか?

ツイッターパンプローナのグルメ情報をつぶやいていた人の

ログをぐぐり、いざ、GAUCHOへ。

フォアグラのピンチョスがめっちゃ美味しいと書いてあったので。

宿でWi-fiつながってるうちに調べてオフラインマップに店をマッピングして

店をさがす。

絶対入るぜ!と決めたらスペインバルは1人で入りやすい空気をもってるので

結構すんなり入れるよね。

レストランとかは一人だと紀伊な目で見られるけど

スペインのバルはこれが入りやすい。

ウナ ビノティント  ウナ フォ、、、フォア?ぽるふぁぼー

で通じた。フォアグラーーーーー〜

パンのうえに分厚い焼きの入ったフォアグラ一切れ、岩塩がパラリ。

わーーーーん、巡礼よぶえんかみーーーのーーーー!

って味わいながら濃厚なフォアと赤ワインを堪能。

あと、マッシュルームも食べた。こちらのマッシュルームは

なんて肉厚でジューシイで美味しいのだろう。

そんな二品で満腹になる胃が萎縮している女子。

まあ食べすぎじゃないしちょうどいいんだよね、パン2切れ食べたことになるし。

 

パンプローナの街はバルを楽しみ、宿を楽しみ、翌朝に備えて

眠る。

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